わたしたちの世界の終焉 ノユメ


割れもののため扱いにはご注意を
ただひとひらの偶然があっただけ
信じることにすら許可がいるの
たとえ、全てを憎むとしても
調子のいい甘い言葉に欺かれ
呑み込まれていくのだと
世界の終焉まで指折り数える
片側にきらめく新世界に
いつもどおりはもう来ない
野に出た馬の如く疾走する
しかし、願いは叶わない
夕日が近づいてくるような違和感
後ろの黒幕だあれ?
婉曲された真実の真実

ノスタルジックな思いに浸る午後六時
ユーロビートを刻んで動き出せ
メリー・メリー・喜ばしきことよ!