あくる日の気だるい朝に贈る愛の言葉
朝のまどろみに融けていく
くちびるを飾るヴェルバ
涙腺からあふれる後悔
ひといき吐く前のキス
ノー・ワンダー
倦怠期のメルティング・キッス
誰もがみんなひとつの言葉を待ってる
ルナティック・メモリー
いらっしゃいという唇に噛み付く
皮肉気に笑った彼の顔は紅い
日曜日の午後のはなし
おとなの余裕、こどもの嫉妬
くもの上でシエスタ
留守にしていますよ、あなたの心の中を
あなたの掌で転がされるわたし
いつまでも一緒にはいられないんだろうね
脳髄を砂糖シロップに漬け込むの
これでも人間ですから、
とうとう、あなたに贈る言葉たち
ばかみたいねと笑い合うのよ