ごみばこ(↑new ↓old)


空に咲く大輪の華
ゼリーの海に溺れる
殺愛ラプソディー
聖戦と謳って非道を行う
迷い込んだのは鏡の国
をさなき少女の柔肌に
意味のない言葉の羅列
ガラス越しに見える偽りの世界で
曇った世界に差し込む光
千代に八千代にと願ひ給ふ
時は満ちた、さあ行こう
水の上にゆらゆらと揺れてゐるのです
嗚呼、あなたに言いそびれたことがあるのだ
花は桜、色は匂へど
誰も呼んではいないというのに

しゅわしゅわマシュマロサイダー
むっつりと黙るその額に
うもれたその隙間に眠る
肌に愛を刻まれたっていずれは消えてしまうだけなのに
中途半端なうそやあいまいな優しさが傷を深くえぐることをあなたは知らないの?
蒼空に舞い、蒼海に墜ちる(どこを探してもあなたはいない)
あなたとわたしの秘め事
夜明けを待ち望む
もう、知らない(遅すぎた決意)
君たちは自覚すべきなのだ、この世界の不便さを
それはもう、見かけるだけで充分なんです
せめてもの餞とわたしの手で送ってあげる
「情? そんなものが、どのような意味を持つというのでしょうか」
塗り潰した過去とそれに付随する思い出
人間が動物を淘汰するなら、人間は誰に淘汰されると言うのでしょう?
なぜかわからないけど、強く強く惹かれたんだ
友達のような恋愛関係(一緒にいて遊ぶだけで十分なのです)
チクタクチクタク、時計の針は刻一刻と迫ってくる
ただいま頭の中は雨模様につきご注意ください
空は晴天、私の心は曇天

世界が美しいものだなんて誰が始めに口にした?
水平線に一歩でも近付きたいと夢見たあの日
白い絵の具と白いキャンバス、描くものは
裁きを下されるその刻(とき)まで待つ
子供の頃には戻れないから、今を精一杯生きると誓った
怪我がなくてよかったってほっとしたの
黒い澱み、放っておいたら呑み込まれた
君と僕とリフレイン
かばね(屍)をいだき(抱き)雫を落とす
エイリアン襲来だ! と彼女は言った
上目遣いに頬を染められたら……もう、
今は一緒にいるだけで十分
心を持たぬ機械の人間の真似事
「材料? それはね……秘密だよ」
それは脳天突き抜けるほどの極上の味
メルヘンポップンキャンデー三つ
ゲロ甘カップル爆発しろ!
勢いあまって押し倒して、その勢いで
「うわ、ちょ、何す」
にこやかに嘆かせる彼女

笑いを堪えるのに死力を尽くす
思ってるほど世間は甘くない
欠伸一つも淑やかにお願いします、お嬢様
さあ、この名を脳髄に刻み付けろ!
その言葉は鎖より重く私の体を縛る
チョコより甘い束縛
全てを洗い流す雨は鉄粉の薫りがした
爛れた僕の眼には腐敗した世界が映る
片思い⇔片思い(つまりは両思い)
思い違い(ありがちなパターン)
ツンツン五割、デレデレ五割
また逢いましょう、昏々とした冥々たる場所で
「大好き」こんな言葉で良ければ何万回でも
世界はたくさんの色に溢れ返っている
それは良い意味? 悪い意味?
二人が手を取り合うとき、世界が変わる
片翼の天使と堕天使
アンビバレンス
舐め尽せ、しゃぶり尽せ
やがて崩れて、散っていく
記憶でも心でも良いから、どうか片隅に留めて置いて

日常の一瞬を、(パチリ)
あなたをしゃぶり尽くす
骨を舐め尽す
喉笛に噛み付く
おいでよ、おいで、独りで泣かないで
君だけじゃない、僕がいるから
「ねー! 抱きついて良い!?」
「その前に抱きついてんだろうが」
蟲愛ずる姫君(使い道はたくさんあるのよ?)
俯けた顔でこっそり含み笑う
ただの悪夢の方が何万倍もマシなのに
事実は小説より奇なり
小説は事実より麗なり
所詮、それは大きな夢物語
この世に神なんていない、いるのはただ犇めき合う人間だけだ
嗚呼、神よ! これは私への試練なのですか?
万物の父、母なる海
鶏か卵か?
死んだ魚の様な、瞳
grope in the dark(暗中模索)

gasp for breath(青息吐息)
trial and error(試行錯誤)
My crime, Your error.(私の罪、あなたの間違い)
さて、原点に戻ってやり直そうか
error error error!
大好きなあなたへ、とっておきのプレゼントを
知ってる? 中途半端な優しさが深く傷を抉るということを
Rotten rose
世間の方程式が必ず当てはまるとは限らない
Pearl eyes
切り刻んで犬の餌にしてしまえ!
破り捨てた手紙(それは果たして誰からだったのか)
そこはかとなく
強くなれば深くなり
Jewel artificial eye(宝石義眼)
No oxygen, No mirrored(酸素は鏡に映らない)
Diffused reflection
視線の乱反射(行き着くのは誰の元?)
From the horizon
ゆっくりと咀嚼(嗚呼、何て美味しいのだろう!)

食い破って咀嚼して呑み込んだ
咥えて、舐って、舐め回して、噛み千切れば良い
切り刻んで、鍋で煮込んで、スープにして食べるのよ
柔らかくなるまで煮込んで、出汁を採りましょうか
切り取って、黒焦げになるまで焼いて、頂戴な
濁った瞳を抉り取る
娼婦聖母
ぼくのキリスト
あなたに悪戦苦闘
それは僕らが生まれる前から決まってたんだから
いっそ、狂おしいほど
籠の中の鳥、イカロスの翼
I can fly! Can you fly!
わたしの枢軸
踏むこと
微醺
両の手を差し伸べる
永久に救いは来ない
虐げられる獅子
ちっぽけな義侠心(なにも助けることなんて出来やしない)

図書館のしじま(静寂)
受け継いだもの それが人であれ、物であれ

洗うの、大変なんだけど
チョーク戦争
ストーブ前の団欒
滴り落ちる冷たい汗
うたかた(泡沫)の様に儚く
恋する確立何%? 思わぬ人からの、
夢での逢瀬
狐の婿入り
その仕草に安心する
大きなてのひら
眼に見えぬ信頼と眼に見える裏切り
紡ぐ言葉は嘘ばかり
嘘吐き駒鳥
積もりゆく、憎悪と絶望
自我はあるけど自由は無いの
聖ウァレンティヌスの苦悩
Hell hound(地獄の猟犬)

七つの大罪
君の家のチャイムを押す勇気が欲しい
仄めかしプレイ
褒め殺しプレイ
続きは夢の中で
飽きても離さないんだからね
待ち焦がれる貴方の誕生日(告白チャンス!)
黄泉への荷造り
その薔薇の馨りは腐臭
死体に咲いた薔薇
狂った愛情
狂気と凶器
お巡りさん、家を失くしました!
哀愁漂う少女
空に落ちる墜ちる堕ちる
埋められない差
刻む音
仲直りって難しいけど簡単だよね!
滅多に笑わない彼女
束の間の幸せ(それは続かない)

目隠しと言う名の目潰し
鬼サン此方手ノ鳴ル方ヘ
「愛してる」だなんて陳腐な台詞止めて頂戴
認めたくなくて絶叫
半分だけ真赤に染まった衣
滴り落ちる雫は緋い水溜まりを作っていた
採った臓器は真新しく、血が滴っていた
周りから流れ出る、呪詛の詞
舐めると微かに鉄臭かった
掴んだまま腕を抜けば、肘まで血に染まっていた
腕を突き刺し心臓を掴み採る
腹を裂き、膓を抉り採る
聞いても何も感じずに
耳を突き刺す絶叫
見たくなくて、眼を潰した、抉り採った
最期に自分に注がれる、憎悪の眼差し
次第に力尽き、一気に加速し地に垂れる
その手は何も掴めずに、ただ上へと昇っていく
決して墜ちず、上へ上へと昇っていく手
ひらひら、と目の前を舞う手に視線を合わせた


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